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【外為のイメージ】
◎悪質業者について
外国為替証拠金取引について良くないイメージをお持ちの方も入ると思います。
その理由は、為替取引を行なううえで必要な証券会社に、悪質業者が存在していたことが一番の理由だと思います。

現在は、2005年7月1日にようやく政府が改正法の規制を受けて、取引業者は金融庁及び財務庁の監督下になりました。この法改正は「政府から免許が降りないと、外国為替証拠金取引業をすることはできないよ。」という内容となっております。

この制度により良くないイメージは少しずつ薄れていくと思います。また政府が規制を意識しだしているところも良い兆候です。その効果もあり、個人投資家による口座開設が急激に進んでいるようです。



◎レバレッジの良くない点
取引会社によっては、明らかに無茶だと思われるレバレッジの倍率を提示しているところもあります。少ない資金で大きな資金を動かせるというのは、とてもイイ考えだとは思いますが、それも度をこしてしまうとこの金融商品から投資家離れを起こす原因になるだけです

レバレッジ200倍。
例えば5万円の証拠金があれば、その200倍の1000万円分の取引ができるというもの。為替取引についての経験者ならまだしも、素人にやらせるような取引ではないと思います。(そよ風程度の値動きで証拠金は吹き飛びます。)
レバレッジをかけるのは自己責任ですが、せめて「一定期間の為替取引経験が必要!」などといった条件を政府が率先して設けるべきです。



◎レバレッジの良い点
レバレッジにはよくない点もありますが、良い点ももちろんあります。
それはまず少ない資金で大きな金額を動かせるところです。
例えばレバレッジ10倍なら、100万円分の取引をするのに10万円あれば可能です。(外貨預金の場合を考えてもらうとよりメリットが理解できます。外貨預金の場合は100万円の取引をするには100万円必要です。)

100万円の取引を行なっているのにもかかわらず、リスクはこの10万円で済んでいるというのが最も良い点であると思います。最悪、証拠金の10万円がなくなるだけで済みます。(相当高いレバレッジをかけなければ証拠金が吹き飛ぶなんてことはそうおきません。)

証券会社もある一定の損切りラインにきたら自動的に決済するようなルール・自動ストップロス制度を設けているのでそこも良い点でしょう。昔のように「証拠金を追加してください。」という強引な勧誘はまずありません(それでも信頼できない業者と取引するのはやめましょう)。個人投資家の意志を尊重してくれます。その点については、今後政府が厳しく取り締まっていくと予想されます。


以前の管理人の外為のイメージはひどいものでしたが、
「リスクとメリットを理解すれば健全な金融商品になりうる。」
というイメージに変わりました。
大事なのはきちんと自分の頭で分析することでした。




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