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株式投資の基礎>ファンダメンタル分析


  ファンダメンタル分析


「買ったはいいけどこの会社の株価・・・・、
                  もうすでに高すぎるのかも・・・・。」

                               by 株はじめたての管理人

ファンダメンタル分析とは、企業の中身を分析して適正な株価を算出することです。


分析するうえでの注目点として例えば、
「その企業は借金だらけではないのか?」
「その企業のサービス(商品)は売れているのか?」
「その企業の事業の将来性はどうなのか?」
などといったことがあげられます。



こういった点から企業そのものを分析することにより、適正な株価を算出することがファンダメンタル分析の最終的な目標です。
ファンダメンタル分析が中長期投資家にとって大事であるというのは、中長期投資が「適正な株価よりも安い値段がついている銘柄を購入していくスタイルだから」です

つまり、
投資原則にもっとも忠実に売買することができます^^



ではファンダメンタル分析をするうえで基本的な3つの指標を学びましょう。
3つの指標というのはPER、PBR、ROEです。


この3つの指標を算出するのに使う財務上の数字は3つです。
・1株あたりの株主資本
・1株あたりの純利益
・株価

(慣れるまでが辛抱、投げ出さずに見るだけ見ましょう!)

ではA社のPER、PBR、ROEを調べていきましょう。

【算出対象企業:A社】
1株あたりの株主資本=250円
1株あたりの純利益  =50円
株価           =500円


@PER
PERとは、
「企業の純利益から現在の株価が安いのか高いのかを判断する指標」です。

PERの算出方法
(例)A社の現在の株価500円 A社の1株当りの利益50円とすると、
       500円÷50円=10倍       PERは10倍
(※)倍と表示するのは1株あたりの利益に対して株価が何倍なのかを表すからです。

☆PERが低ければ株価は割安とみなされ、高ければ割高となります。
なるべくならPERが低いところを選びたいですね^^




APBR
PBRというのは、
「企業の純資産(株主資本)から現在の株価が安いのか高いのかを判断する指標」です。
PBRの算出方法
(例)A社の現在の株価500円 A社の1株当りの純資産250円とすると、
       500円÷250円=2倍       PBRは2倍
(※)倍と表示するのは1株当りの純資産に対して株価が何倍なのかを表すからです

☆PBRも低ければ低いほど割安とみなされ、高ければ割高とみなされます。
なるべくなら低いほうがいいですが、PERが低ければあまり気にする必要はないと思います。



BROE
ROEというのは、
「企業の純資産(株主資本)の成長率を見ることができる指標」です。
ROEの算出方法
(例)A社の一株当りの純資産250円 一株当りの利益を50円とすると、
        50÷250×100=20%    ROEは20%
(※)つまりA社は株主資本を20%増やすことに成功したということです。

☆ROEは企業の成長率を表しています。ここが高ければ高いほど高評価を得ることができますので、この数値を気にしている経営者は多いです。




以上の3つが、初心者がまず覚えておいてほしいファンダメンタル基本指標です。この指標の具体的な使い方はひとそれぞれです。
PERを重視する人もいますし、PBRを重視する人もいます。
ROEしか見ないような人もいます。


ここでは基本しか説明しないので、具体的な指標の使い方は示しませんが、
ひとつだけ管理人が使っている例を紹介します。


使う指標はPERとROEです。(PBRは無視します^^)
PERを15倍以下、ROEを15%以上で設定。
このふたつから高収益・高成長企業をみつけ出すことが可能です。
この数値で設定して、スクリーニングをかければ一発です!



では次にテクニカル分析の基礎について説明します。




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