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【損益計算書】
損益計算書というのは、
「会社が貸借対照表の資産を元手にいったいどれだけの利益をあげることができたのか?」
について知ることができます。

次の表をみてみましょう!

     【損益計算書】(会社Aの損益計算書)

売上高から主なもろもろがひかれていっているのがわかりますよね。

会社の純利益を導くのが損益計算書です。
売上高から売上原価を引いて、販売管理費(人件費など)を引くと出てくるのが
営業利益というやつです。

営業利益が本業による利益となります。
ここがプラスならばきちんと商売できていると考えられます。
当期利益は会社に残ったお金で、配当金や来期の為の再投資にまわされます。

損益計算書はその年度の商売が上手くいったかどうかを示している、まさに商売の通信簿です。ここだけはがっちりプラスでいてほしいですね^^

【追伸】
私がいつもチェックしている点を紹介します。
損益計算書でチェックすべきは
売上高営業利益の二つの比率に注目してください。

この比率は業種にもよるのですが、
営業利益が売上高の10%以上あるのならば、そこそこ優秀な企業です。
営業利益が売上高の20%以上あるのならば、かなり優秀な企業です。

※一般にバリュー投資家さんがバフェットの言葉を引用して『有料ブリッジ銘柄を探せ!』って言ってますが、それはこの売上高にたいする営業利益の比率、つまり営業利益率からも探し当てることができます。
独占企業の営業利益率はたいてい高いですからね。
(まだ気づかれていないぶん銘柄選択には有効だと思いますよ、もちろん気づかれたらそこで有効ではなくなりますけどね^^;)



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