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【格差社会って何?】(4月30日更新)
下流社会 の本がベストセラーになって以来、テレビや雑誌で取り上げられるようになってきました。
(つい先日もメーデーで取り上げられてましたね。)

まずは格差社会の意味を簡単に説明しますね。
格差っていうのは所得(給料です)の格差をあらわしていて、低所得者と高所得者に二分化された社会のことを言っています。あまり好きな表現ではないですが格差社会っていうのは『勝ち組と負け組みに分かれた社会』ってところでしょうか。


みなさんのまわりではどうでしょうか?
「格差社会が進んでるなぁ。」って実感できるときはあるでしょうか?
正直、PEPEはまだあまり実感わいてません。
自分は金持ちではなく貧乏の部類に入ると思ってます(物を買うときは値札をめちゃめちゃ見ますからね、もうめっちゃ睨みます!)が、そこまで自分が不幸であるとも感じてはいません・・・・・。
がそれでもまだ勉強中(学生)の身ですし、たぶん他の人から見たら貧乏なんだと思います。
(奨学金をもらって授業料に当てさせていただいてますし、本来は株式投資なんかやってる場合ではないのかもしれません。念のために言っておきますが、株式投資はこれまで貯めた貯蓄でやってます。)


このコラム・・・・結論からいいますが、現在の政府の方針を貫けば今後、確実に格差はどんどん開いていきます。その証拠にフリーターやパートの数の増加していますし、その結果、日本企業の業績は上向いてきました。

どういうことかというと、簡潔に言えば人件費を削って、そのぶん利益を生み出すことができ日本企業の業績は向上したというわけです。(すべての企業がそうかというともちろん違いますよ、日本が誇る技術力を存分に生かした事業展開をしているところも多いです。ただ大きな流れは間違いなく経費や人件費の削減により利益を残せている社会へと変わってきています。)

フリーターにパートと横文字使って濁していますが、ほとんど奴隷と近い待遇だと思います。保険もかけずに時給1000円ぐらいで朝から晩まで働かされる。年金も納める余裕もなく、食べていくだけで精一杯だと思います。特にフリーターは、年を重ねれば重ねるほどそう感じてきます。退職金もありませんし、老後はどうすればいいのか・・・・いや老後のことなんか考える余裕もないかもしれません。


日本は一億層中流とよばれるぐらい世界で最も社会主義が成功した国でした。
それもバブルがはじけていっしょにはじけとび、数年前からアメリカ型の資本主義社会を目指して復興中です。アメリカはすでに所得格差がかなり開いている国です。お金持ちはべらぼうに金持ちだし、貧乏人はめちゃめちゃ貧乏・・・。

これが果たしてよい社会といえるのかどうかはホント疑問ですよね。



現在、株式投資をやっている方は間違いなく勝ち組側に行こうとしている方たちですが、当然すべての方がそちら側に行けるわけないですよね。たいていの方は途中下車することになると思います。

具体的には、短期投資家の方は、ほとんどの方がたどりつくことはできないと考えてます。勝ち続けることができる方はほとんどいないですから。
(それこそ100人に1人の世界です、いやもっと少ないですね。)


じゃぁ、どんな投資法が良いのか?
PEPEは勝ち組側に行ける最も高確率の投資法はずばり長期投資であると思ってます。
(自分のサイトを正当化しているわけではありませんよ^^;)

冷静に考えてみてください。
このまま所得格差が開いていくというのはいったいどういうことなのか?
所得格差が開くということは、低所得者と高所得に二極化するということです。

低所得者というのは言ってみれば労働者ですね。
高所得者というのは会社の偉い人達?
いやいや違います、会社の持ち主の人たち、つまり株主達です。

現在の日本企業の好調さは安い賃金で働いてくれてる労働者がいるからこそ、利益を出していけるんです。そこで考えてみてください、その利益は誰のものなのでしょうか?

会社の利益ですから、会社の持ち主、つまりは株主のものですよね。
そう、安い人件費で得た利益はすべて株主のもとへと流れ込んでいくんです。

だからこそ売らずにずっと保有し続けておくべきなんです。
会社が得た利益が自分のもとに流れ込んできてるなぁという実感を覚えるにはもちろん時間がかかります。それでも1年間にもらえる配当金が増えてくれば増えてくるほど徐々に実感できるようになると思います。(だからこその長期投資です、そしてその配当金を再投資に回せば回すほど、流れ込んでくる利益は増加していきます。)

管理人は自分のもとに利益が流れ込んでくるイメージをしながら、現在も保有し続けています。
正直、値上がり益なんかどうでもいいと思うようになってます。堅実な事業展開をしている企業ならばきちんとコツコツ成長していきますから、その成長に応じて株価も自然にあがっていくのは明白です。
ぜんぜんに気にする必要ないですよ。


※格差社会というのは、言ってみれば労働者と資本家の世界です。
大昔にマルクスが『資本論』という本の中に労働者と資本家が対立する時代がいつか必ずくると予言していました。実は管理人が株式投資をはじめた理由は、この『資本論』を読んだのがきっかけです。

この『資本論』という本を読んで、

「会社に利益が流れ込んでくるのだから、それを受け取る側に回ればいい。株主になればいいんじゃないか。マルクスってあほジャン^^;」ってな感じです。

(でもこの考え方だと『自分さえよければいい』という発想になってしまいますよね、クソ真面目な性格の自分はあまりそういう考え方が好きではありません。サイト収入を寄付に回すことにしたのもその一環です。)

株式投資を始めるきっかけが雑誌とか本などをきっかけに株式投資を始める方と違ってかなり異色な始め方だと自分も思ってます。金持ち父さんシリーズなんかも読みましたけど、
あれは『自分さえよければいい』という発想に近いのであまり好きではありません。



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