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【資本主義の時代】
いまの資本主義の時代はいったいどういう時代なのか?
過去の歴史をさかのぼると色んな時代がありました。
封建時代やら軍国主義やら。私たちは過去の時代は冷静に見ることが出来ます。しかし現在の資本主義を冷静に分析しようとするととても難しい^^;

資本主義について分析を試みた有名な人といえばマルクスでしょうか。
彼の著書「資本論」は資本主義の醜い部分が垣間見える一冊となっています。
(この本一度読んでみてください。頭痛がしてくることうけあいです^^;)
「資本論」では資本家が労働者から搾取して利益をあげていると書かれています。だから資本主義を批判するんだと。

マルクスが言っていることは間違いではないと思いますが、資本主義をはなから否定するのはどうかと思います。



今回、資本主義の世界を自分の頭で分析してみました。
現在の時代は多くの物で溢れています。
食べ物、飲み物、自動車、家、テレビなどあげていけばキリがありません。

そして、こういった物にはある共通点があります。
それはすべて作り出す人たちが存在しているということです。
その作り出す人たちの正体はずばり株式会社です。

食べ物のなかで例えばカップラーメンなんかは日清ですし、飲み物でもコーラはコカ・コーラという会社です。自動車はトヨタ、家はどこかの建築会社。


実は資本主義という世界は多くの株式会社によって支えられている世界なんです。そして人に幸せを与える会社こそが生き残ります。

例えば、いま僕は紀文フードケミファの豆乳を飲みながら、このコラムを更新しているのですが、やっぱココア味はおいしいですね〜。
うん、幸せです^^(この会社にいま潰れられると困ります!)

また、先日マクドナルドでおいしそうにハンバーガーを食べている家族をみかけました。あの光景を見るとマクドナルドはつぶれないと確信できます。(家族の憩いの場である限り安泰でしょう、規模は小さくなるかもしれませんが^^;)


このように資本主義の世界は株式会社が中心となって人々を豊かにしてくれています。このことを考えると素晴らしい社会ではないのかなと感じます。

ただこのまま資本主義が進むと困った事態に陥ります。それは貧富の差が激しくなることです。どうしても株式会社側に利益が蓄積されていきますので、資本家だけが潤うことになります。それでも労働者が死ぬことはないと思いますが、きっと生活は苦しくなりますね。(最近フリーターも増えてきました。)


では労働者はどうすればいいのか?
答えは簡単なんですよ。
資本家になってしまえばいいんです。
資本家つまりは会社のオーナーです。

会社のオーナーになるにはどうすればいいでしょうか?
もうわかりますよね?
株を保有するんです。

株を保有しておくことによって、会社側に蓄積されていた利益の恩恵を少しでも受けることができます。

こうすることによって少しは平等な社会に一歩近づくのではないでしょうか。


そして投資先にはくれぐれも注意しましょう。
社会をより豊かにしてくれる会社に投資すべきだと思います。

なぜか?
資本主義の世界は株式会社によって支えられている世界です。だから、
「この会社がなくなると困る!!」
そんな会社が投資先として理想的なはずです。


投資を「ただの金儲け。」で終らせるか、それとも「豊かな社会を作っていくためにすべきことなんだ!」と考えるべきか、今後の世界ではおそらく後者の考え方がゆっくりと主流になってくるでしょう。その時代はかなり先かもしれませんが、資本主義に変わる新しい社会になっているはずです。



以上今回のコラムをまとめてみますと、豊かな社会が実現できるかどうかは私たち投資家の手にかかっているということです。投機に走ってバブルを引き起こし、社会を乱すために株式市場があるのではないのだということです。
良い社会を作るために株式市場が存在し、株取引が行われているんです。

それが新しい資本主義の世界だと信じてます。

※ここまで読んでくれてありがとうございます!(かなり疲れますよね^^;)
なんか宗教、哲学チックな話になってしまいましたが、あくまで僕の考えです。気にしないでください。



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