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【長期投資の買い時】(2005/12/29up)
今年(2005年)は最後まで上昇強気相場が続きましたね〜。
日経平均も16000円をとうとう超えました。
去年から株式投資をはじめている自分にとって、こんなにはやく上昇相場を経験できることは幸運です。


思えば去年の今頃は業績が良いのにもかかわらず、持ち株・AOCHD(5017)が全然冴えませんでした。他の上昇している銘柄を見ると、悔しさでいっぱいでしたよ^^;


見てください!2005年の後半はものすごい上昇^^;
(私は2004年9月から株式取引をはじめました。ハイ・・・停滞しっぱなしでしたから、非常に苦しかったです^^)

このグラフからわかることは、
長期投資においてなら、いまは明らかに買いどきではないですね。
長期投資家が買うのにいい時期は、まず2003年でしょうか。日経平均7000円台に突入した、みんなが総悲観のときです。
次にいい買いどきだったのは2004年の後半。
日本経済の好調さが今後も続くのか、疑問視されていたころです。どちらかというと、原油高も重なって悲観の意見が多く調整中でした。


たったこれだけのデータで確信することはもちろんできません。
しかし、長期投資家の絶好の買いどきというのは「投資家心理が悲観に傾いているとき」であるというのは確かだと思います。


投資家心理が悲観に傾いているときはなかなか買えないものです。
「このまま下がり続けるのではないか・・・。」
この言葉に心を支配されると、もう買えないですね^^;
(だからこそ株価はまだ下がり続けるんですが・・・・。)

対して株価が上昇しているときは、
「おっ、まだまだ上がりそうだな、何か買っておこう!」
「あ〜、このまま乗遅れたくない!何か買っておこう!」
「どうせ明日も上がるんだから、信用取引で買っておこう!」


なぜか上昇相場だと強気に走っていけちゃうんですけよね^^;


長期投資家はこういう気持ちに左右されません!
(自分に言い聞かせる感じで強く宣言しとこ^^)
下降しているときこそ、悲観的にならずに買いに向かい。
上昇しているときこそ、悲観的になり売っていく。

自分の目指している長期投資はこれです。


では「日経平均が下がってきて、ある程度下落してきたときが買いどきなのか?」と聞かれると、それは違うと思います。


結論から言いますと、日経平均なんて気にしなくていいです。
個別銘柄だけ気にしてればいいと思います。
2005年の上昇相場に乗遅れた個別銘柄もありますし、逆に業績悪化で下がっている銘柄もあります。そういう銘柄はたいていまわりが悲観的な意見で覆ってくれていて、絶好の買いどきを与えてくれていることが多いです。


長期投資家はそういう銘柄を狙うべきだと思います。業績悪化や一時的な悪材料で下落している銘柄を。
買い付けた銘柄がすぐに上昇しなくても私たちは我慢できます。(2〜3年ぐらい待てるよね? 何?待てないって^^)


最後にもう一度日経平均のグラフを見てみましょう。


くどいほど言いますが、
2003年は悲観的な意見がピークに達したときでした。

このまま日経平均は下落せずに高止まりする場合は考えられないか?
全然考えられますよね。そういった場合は個別銘柄の分析を充分行ったうえで、株価が調整しているときに買い付けるつもりです^^


※この総悲観に買い、総楽観で売るという考え方は正しくないようです。
賢く儲ける株式投資さんのコラムにて
それでも私はこの法則を利用しますし、有効な手法だと思います。
理由は単純、普通の感情を持った人間にはそうそうできない手法だからですよ^^;
(人間は感情で動きますからね、総悲観で買える人間はほとんどいません。)



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