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【長期投資は忍耐】(2006/01/06up)
たぶんですけど、投資をはじめてまだ3ヶ月未満の方は毎日株価のチェックをしているでしょう?(管理人はめちゃめちゃしてたからわかるのさ^^;)

しかも現在の相場は大きな上昇相場です。
チェックするたびに含み益が増えていってるはずです。
「株式投資って儲かるんだ〜。」
と実感している方も多いと思います。

そう実感している人のなかで長期投資を実践している方はいますか?
いたとしたら今回のコラムはきっと良いアドバイスになると思います。



細木数子じゃないけれど、ずばり言いますね。
いまの相場(2005年9月からの上昇相場)は完全に例外ですよ。
いまの含み益を長期投資の賜物だなんて間違っても思わないでください。


長期投資というのは本来、買い値から6年間ぐらいはほとんど上昇せずに耐えなければいけません、そして次の一年で株価が2倍になるぐらいの投資法です。

考え方によっては、いま(2005年)の上昇相場は1990年のバブル以降の散々な時代の反動がようやく来たようなものなんです。

だから、
「この方たちが長期投資で成功している人たちです!」
とたたえられるのは、1990年代にコツコツ買ってきた人たちなはずです。
そういった人たちは10年先を見据えて買ってた本物の長期投資家です。
そういう人物で知っている方といえば澤上ファンドの澤上篤人さんでしょうか。(この方は本物の長期投資家です。)


もちろん僕も含めてですが、そんな買った翌月ぐらいからの上昇では長期投資とはいえないんですよね。現在の上昇相場はただたんに、7年のうちの上昇する1年がいきなりきただけにすぎないと思ってます。


『含み益も増えず、逆に含み損が出るかもしれない・・、そのふらふら状態を我々は7年間待つことができるのか!?』


これができてこそ長期投資家といえると思います。
実行できる方は特別な能力【プロ並みのファンダメンタル分析】がなくても投資で充分成功するはずです。(たぶん投資成績もプロよりいいはずです。プロの大半は長期投資ができない立場にいますから、かわいそうですが・・・・^^;)



長期投資は待つことが肝心なようです。
6年間あげもせず、下がりもせずの銘柄がその翌年に急激に上昇して2倍になる。そこで売った場合、投資成績は年率換算すると12.3%となります。
この数字は当サイトの目標年率(10%)より2.3%も上です。
私だったらこれで充分です。無理はしません^^


長期投資家になれない方の多くはたいてい6年目までに売ってしまうようです。
結局待てないみたいです。
たぶん長期投資が流行らない理由はここにあるのかもしれませんね。
(だって、常識考えたら7年も普通耐えられないですよね^^;)


そこで耐えられるように工夫した長期投資法をみなさんのために(なによりも自分のために^^;)ちゃんと管理人は考えてます。
まだ思案段階ですがひとつあげますね。


それは配当率の高い企業に投資する方法です。

そして、その配当金はその企業の株価が一時的に下落したときを見計らって再投資します。これを繰り返せば、株数は少しずつ増えてきますよね。
株数が増えてれば、いざ7年目の上昇時期がきたときにおいしいリターンが得られるはずです^^
(これを【配当再投資法】と呼んでます。)



ちなみに「ビバ長期投資!」と連呼している管理人の最長保有記録はまだ約8ヶ月のさくらケーシーエス君(4761)のみです。
すんません、こんなの長期に入りませんよね^^;
そうです、自分を戒めるためにも今回のコラムを書きました。


実際のところ「管理人は10年間も保有し続けることができるのか?」と自問自答してみましたが、その答えはこれです。

「現在保有している二つの銘柄はだいたい10年保有と決め込んでいます。それでも10年のうちにその銘柄を買い増したりはするかもしれませんが、すべて売り切るということはないでしょう。この保有銘柄が社会で大きく活躍するのは20年後だと信じてますから^^」

僕もそうですが、長期投資家を目指す皆さんもできれば10年間耐えられるぐらいの精神力・余裕さをいまのうちに培っておくべきですね^^

※二つの銘柄とはサンライフと平安例サービスという葬式会社の銘柄でした。サンライフのほうが手堅くいこうとしているのを見て、積極的に拡大を図ろうとしている平安レイサービスを売りました。



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