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【バリュー投資】
バリューとは日本語で『価値』を意味します。
バリュー投資の精神には、
「株価なんか見ないで価値を見て売買しようよ!」
そんな意味が込められていると思います。

そのバリュー投資が最近流行りだしてきてますね。バリュー投資を実践された方で、とくに去年の暮れあたりはいい想いができたのではないでしょうか。
(バリュー銘柄で組んである監視銘柄達が、12月はいつもプラスでしたからわかります。ホント凄かったですよね^^;)


管理人の投資法は買うときだけは、バリュー投資の考え方を利用してます。
その理由は単純です。
どんなに成長性や将来性のあるいい会社であっても、投資価値に見合った株価よりも高値で売られているのなら、買って保有する意味はないですよね?


例えばヤフーの10年チャートを見てみましょう。
ITバブル時の2000年では、本来の投資価値よりも不当に高く売られていました。ヤフーは確かにいい会社です。インターネットのプラットフォームとして、今後も活躍し続けるでしょう。
でもヤフーの株価に対しては話は別です。2000年時の株価が高すぎたためにその後はしばらく株価も低迷していました。
このことは、「いい会社であっても、その株価が本来の価値よりも高すぎれば、株価はいずれ下落する」ということを証明してくれています。


管理人の投資法は買うときだけはバリュー投資法を使っていますが、買い付けが終ったら、そこから長期投資になっていきます。
バリュー投資家さんのサイトではバリュー銘柄を買い付けた後は企業価値算出より算出された適正株価に達したときに売る方が多いです。
とてもシンプルな売買だと思います。

自分の場合も適正株価に達したときに売る銘柄もありますが、良い会社であるならばたとえ高値になっても売りはしません。いい会社というのは、しばらく期間をおいての調整後、その高値をいずれ更新していきます。
ヤフーの10年チャートを見てください、きっちり高値を更新していますよね。
実はそこに長期投資の醍醐味があるからです。(調整時に買い増せば、次の上昇時に二度おいしいですからね、長期で物事を見ていくことは大切です。)


買うときだけは、バリュー投資の原則を考えたうえで買い付けましょう。
こう言いますと、よくこう聞かれます。

「適正株価を算出するにはどうすればいいのですか?」

そういうとき私はこう返すようにしてます。
「算出なんて熱心にしなくていいよ。買おうとしている会社が自分にもわかる業種(利益をどうやってあげているのかがわかる)ならば、下落相場後の調整時or暴落時に買えば適正株価を算出する必要はないぐらい安く買えるから。」


なぜかといいますと、下落相場後の調整時や暴落時というのは、たいていその時点でけっこうな安全域を確保できています。
もう極端な話ですが、訳のわからない怪しげな銘柄にさえ手を出さなければ(普通の企業に投資すれば)、年率10%は確保できます。


この投資法ならば、適正株価を算出して投資しているバリュー投資家さん達のパフォーマンスは無理ですが、年率10%はいくでしょう。
(10%ぐらいなら特別な才能がなくてもできます。我慢強さだけは必要ですけどね^^;)


※適正株価を算出することができるに越したことはありません。適性株価の算出方法についてはDCF法が主流です。DCF法を単純化させたものを紹介しています(簡単!企業価値算出)が、より詳しいことを知りたい方には以下がオススメです。

【適正株価算出に役立つサイト】
N`s spirit
この方、秀才です。(自分にもあれだけの頭があればな〜^^;)
このサイトはファンダメンタル分析に興味ある方にとっては宝の山です^^

【適正株価算出に役立つ本】

企業価値評論
めちゃめちゃ難しいですがこの知識を先取っておけば、今後の1〜2年は通用すると思ってます。
(バリュー投資を本気でやろうと思っている方は理解してほしいところ。)



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