【長期投資の哲学】(2006/01/31up)
長期投資で成功するには、
「企業の適正株価を算出して・・・・・・・。」といった小難しい計算は必要ないです。大事なのは、長期投資に対する考え方つまり哲学を持つことです。
長期投資を成功させる哲学はいくつかありますが、ひとつ紹介しましょう。
ずばり、
一、安いところで買いに向かう姿勢
『これなら誰でもできるじゃないか?』
そう思うかもしれませんが、そう簡単にできるものでもないんです。
「安いところで買いに向かう姿勢」
つい最近ライブドアショックによる暴落がありました。
あのときに買いに向かいましたか?
まず不安になってそう簡単には買い付けにいけなかったと思います。
なぜ買いに向かうことができなかったのか?
それは常日頃から「安いところで買いに向かう姿勢」を養ってなかったからであり、そういう時期こそ買い出動する長期投資の考え方・哲学が身についてなかったからです。
長期投資の考え方・哲学をしっかりと持っている方は買いに向かってました。(長期投資の中にはバリュー投資も含まれてます。)
「バーゲンセールの到来だ!」と喜んで買いに進んでいる人もいました。
そういう方達に共通しているのは安全域という考え方が常に頭のなかにあることです。(株価は下がるが価値は下がってない→安全域のイメージ)
安全域という考え方は長期投資、バリュー投資を実践する方には必須であると思います。逆にここが理解できてないと、せっかくの買い場を逃がしてしまいます。さらに逃すどころか、損切りをしてしまう事態にも陥ります。
以上のことから、
『長期投資は考え方・哲学という土台がしっかりしていないと、実践法を実例で知ったとしても、いざ自分が実践に移すことはできません。』
まずは考え方・哲学をしっかり持つことからはじめましょう。
(とりわけ安全域のイメージを気にすることが大切です。)
【安全域を学べる本】
「優雅な長期投資」←初心者さんには読みやすい
澤上篤人さんの本、安全域という事場は出てませんが、この本にでてくる「お金持ちの運用」という箇所では安全域をより大きく捉えて、紹介しています。
「賢明なる投資家」←上級者さん用
安全域という概念をはじめて唱えたのがこの著者であるベンジャミン・グレアムという方です。この本だけはいつか必ず読んで欲しい。
(管理人の本はぼろぼろ、何回も読み直してますから^^)
※これらの本を読んでいるうちに長期投資の哲学は養われてきます。
管理人はその成果からか、ライブドアショックの暴落時には不安もなく買い向かいました。いまの時点で成功・不成功の判断はつけれませんが、3月ごろには結果がでてることでしょう。
次のコラムでは買った銘柄を交えて、どう買い付けていったのかを詳しく書いていきます。(実践例です^^)
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