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【シンプル投資】(2006/02/01up)
現在バリュー投資が小さいながらも流行りつつあります。
バリュー投資家と呼ばれる彼らは適正な株価を算出して、それよりも割安な銘柄を買ってきます。

管理人が知ってる限りで一般的な企業価値方法は、
DCF法というものです。

「DCF法?なんじゃそりゃ?」

簡単に説明すると、
「適正な企業価値を算出するときにプロや経営者が使う小難しい計算」
ちょと乱暴な説明ですが、理解するにはこれぐらいでいいと思います。(ホント難しい計算ですからね^^;)


DCF法を勉強することは投資力アップにつながります。しかし、この企業価値評価をすれば正しい数字が出てくるかというと、そうでもありません。(実は盲点もあります。)

それは、企業価値評価の計算式に代入する数字が少し違っただけで、適正株価は大きく変化するんです。


このコラムで管理人が言いたいことは、
「難しい企業価値を計算して株を買うのもいいが信じすぎてはいけない!」
ということです。


企業価値を算出して適性株価よりも割安なところで買うことだけがいい買い方ではありません。

一番いい買い方というのは実にシンプルです。
すばり、

「安くなったら買う!」

これにつきると思います^^
(安くなってる時点で安全域は充分とれてます。ちなみに管理人はこのときに企業価値を算出しますが、大まかな分析だけにしています。信じすぎてはいけないと常に自分を戒めています。)


【余談】
とあるバリュー投資家さんのサイトで、
「企業価値を算出したところ・・・・・なのでこのA社を買い付けました。」
なんていう文章を見ました。
その企業価値で出た適正株価を見て、思わず「ほうほう、割安だなぁ。」と納得してしまいましたが・・・・・おかしなことが翌日におきてました。
想像つくと思いますが、翌日、その銘柄の出来高は増え、株価も大きく上昇してました。(これはけっこう怖いことです。)


投資は自己判断で行ないましょう。
たとえ有名な個人投資家さんが買っていたとしても、何も考えずに買うのだけは辞めておきましょう。いまのうちから自分で考える癖をつけておかねば、(何度もいいますが)下降相場で市場から退出する可能性だけが高くなります。

有名な投資家さんから株式投資に対する考え方や哲学を学ぼうという姿勢だけは必要だと思います。買ってる銘柄までマネする必要はないです。



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