長期投資コラム
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長期投資コラム>安全域                              


  安全域


 「ホントの価値よりも大幅に株価が低いとき、
          充分な安全域を確保しているといえます。」

                             by ベンジャミン・○レアム

「長期投資で成功する秘訣は?」という質問に対して、
一言で答えることができます。
それは、

「安全域」


私がはじめてこの言葉と出会ったのは、ベンジャミン・グレアムの本「賢明なる投資家」の中でした。この本を読み終えたときはまだ株式投資についてど素人であったこともあり、完全にこの「安全域」という概念を理解することはできませんでした^^;


それから月日は流れて、本格的に「賢明なる投資家」を熟読してみようという気になり、赤線を引きながらメモを取りながらの熟読を開始!(だいたい2005年9月ごろ、まだつい最近です。)
そして、「賢明なる投資家」の第20章を読み終えたときは、不思議な達成感を感じるとともに「安全域」の偉大さを確認できました!



「安全域」を理解するには、まず株価(P)と価値(V)の関係について理解しておく必要があります。

上場している株式会社は二つの尺度を持っています。それは、
@市場で売買されている株価(P)
A将来の業績をもとに導き出される企業価値(V)
の二つです。

株価(P)の動きというのは価値(V)を軸として推移しています。


簡潔にそのことを証明します。
株価が上昇する理由は、業績が順調に伸びているからで会社の価値が上がっているからということは理解できますね。好業績の発表などで株価が上昇するのは、価値が上がってるからなんです。
それは同時に株価が下がる理由でもあらわすことができます。業績悪化は価値の停滞または低下につながります。ゆえに株価も下がります。


このように株価(P)と価値(V)は切っても切れない間柄なんです。

ではさきほど述べた
「株価(P)の動きは価値(V)を軸として推移していく。」ことをグラフであらわしてみます。



このグラフを見れば、どこで株を買うべきなのかが分かりますね^^
株価が価値を大幅に下回ったときです。
ベンジャミン・グレアムはその幅を「安全域」と呼んでいるのです。


この「安全域」を利用すれば、小難しい売買テクニックなど必要ありません。
企業のおおよその価値(V)を算出し、株価(P)が価値(V)を大きく下回ったときに買い付ければいいだけの話です。




私が長期投資をオススメする理由は、この究極的な投資原則を活用することができるからです。(長期投資信託で有名な澤上ファンドの投資手法はまさにこれです。安全域を最大限に活用して投資を行っています、本人の著書でも「お金持ちの運用」として紹介されていました。)


投機の世界では分からないですが、投資の世界で成功している方はほとんどこの原則を利用しています。
ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガー、ウォルター・シュロス・・・・。



※安全域の概念を理解できたでしょうか?
安全域というゾーンが生まれる理由も考えてみると面白いかもしれません。
なぜ安全域が生まれるのか?次のコラムではその点を説明します。



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