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【停滞相場の過ごし方】(6月14日更新)
日経平均も14000円台まで下がってきました。
2005年より世界的な規模で始まったミニバブル相場(特定国によってはミニではないが・・・。)も、世界的な金利の値上げによってとどめをさされた感じがします。

現在、株式市場から急激に資金を引き上げている状態ですね。初期の段階は機関投資家の売りだったのだと思います。続いて、現在売っているのは個人投資家でしょう。含み益のあるうちに売ってしまおうという方や信用取引の証拠金が支払えないため投げ売っている方、さらにリバウンド狙いで買いをい入れたが反発が全くこないため、結局売ってしまう方などが積み重なって、崖のようなチャートを作り出しているのだと思います。

今後の日本株(日本だけでなく世界各国ですね)は、しばらくの間、停滞相場(もしくは下降相場)に入ると考えてます。停滞相場というのは、株価の動きが横の状態になることです。直近の過去の動きでいえば2004年〜2005年初期の頃までの動きですね。(ボックス相場なんて呼ばれます。)

株式投資の上手な方(ここでは短期投資を指します)なんかは、この停滞相場中でも要領よく買っては売ってを繰り返し、利益を重ねていくことができるのですが、たいていの方(割合でいえば9割の方)はずるずる損失を重ねていくことになります。

自分は、こういった停滞相場では過去の経験上、動かないことに決めています。良い銘柄を探して買い付けることはあっても売買を繰り返すといったことはまずしません。
その理由は『自分は短期投資が下手であることを知っている。』というのが一番の理由ですが、それよりもたいていの投資家がこういった停滞相場で短期投資に走り、損失を少しずつ重ねていくという実態を知っているからだと思います。

しかし、こういう停滞相場のときこそ優秀かつ割安な銘柄を探し出し買い付けて、次の上昇相場をじっくり待つときだと思います。(文章では簡単にこういうことを書くことができますが、言うは難しでなかなかできるものではありません^^;)

ホント文章では簡単に書けるのに、実際に長期間待つことができるかどうかというと、自分の過去の場合はできませんでした(2004年〜2005年初期の停滞相場時)。その頃の自分では「投資を始めたばかりの頃だったから。」という言い訳もできますが。
今回の停滞相場ではその言い訳は通用しませんね^^;
(と、自分にプレッシャーをかけて停滞相場でも自信を持って保有できる銘柄を選んでます。)


【停滞相場でも安心して保有できる銘柄って何なのか?】
自分の場合は『配当率の高い堅実な事業を展開している企業』です。
配当金をたくさんもらってそれを再投資にまわせば、たとえ停滞相場であってもリターンは得られていることを知っているから、このような考えを持っています。(長期投資が成功するかどうかはこの配当金の再投資にかかっています。)


とにかく自分の停滞相場の過ごし方は、
『配当率の高い堅実な事業を展開している銘柄を買い付けて、次の上昇相場を待つ。』
という投資法を採用してます。(そう、継続長期投資法そのものです。)
「手っ取り早く金持ちになる!」という希望さえ捨てれば誰でもできる投資法だと思いますよ^^

※どの銘柄を選んでいいのか分からないという方にはTOPIX連動型投信への積み立て投資というのをオススメします。リターンはそこまで高くないものの(だいたい年率5〜7%ぐらいかな。)、ほぼ確実にリターンを得ることができると思います。(自分も毎月一定額を投資信託に積み立ててます^^)
参考コラムは「継続投資を始めよう!
こちらも「手っ取り早く金持ちになる!」という希望さえ捨てれば誰でもできる投資法です^^



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