【実績作りに保有中2】(2006/02/04up)
【銘柄名】 サンライフ(4656)
【買い値段】 1890円
【買付日】 2005年11月14日
【保有期間】 約3ヶ月間(2006年2月4日時点)
【保有予定期間】 10年(配当金は再投資)
この銘柄をみつけるきっかけとなったのは、アメリカ人の投資家ピーター・リンチさんの本でした。(参考に「ピーター・リンチの株で勝つ」)
この人の本からはかなりアイデアをいただいてます。
このサンライフ(4656)という銘柄もそうだし、エイジス(4659)をみつけるきっかけとなったのもこの本でした。
サンライフという会社は、冠婚葬祭業を営んでおります。
調べたところでは最大手で、会長さんが葬式会の大御所です。(葬式専門学校もつくってるぐらい)。
ここを買い付けた理由は、
@見えない部分にポイントがある
普通にスクリーニングにかけたところで、この銘柄はみつけられません。
株主資本比率が10%しかないですから、「うわ!こんな危険なとこ駄目!」ってなっちゃいます。でもピーター・リンチの本を読んでいて、かつ互助会制度を知っていたから、「お・・・ここまだ気づかれてない♪」という感じになりました。結論からいいますと手持ちのキャッシュがびっくりするぐらい豊富なんです。
A葬式のスタイルがかわりつつある
最近の葬式は家で行なわずに、ホールを借りて行なうのが主流になってきました。そのほうがコストがかからないし、便利だからという考えからです。
ユニークな葬式をするところもでてきています。ひとつ気になってる葬式会社があるんですよ。でも未上場の会社でした。(「ハウスセレモニー」という会社です。上場したら確実に買います。ここの経営者は半端じゃなく有能。)
B経営者が堅実
ここの経営者はとても堅実です。同業社で上場している平安レイ・サービスという会社はFC制を積極的に導入していこうとしてますが、サンライフはそっちの方向には尻込みしているようです。
そのへんを聞いてみると、
「なるべく冒険はしたくない、うちは堅実にコツコツやっていく。」
とのことでした。
実は現在の状況としては、葬式サービスの価格競争が激しくて潰れていってるところも多いんです。そういう会社を少しずつ取り込んでいくのかもしれません。
このサンライフという銘柄は本格的な長期保有銘柄のつもりで買いました。
よっぽどのことが無い限り、10年保有は確定しています。(その間にもちろん売り買いはあるかもしれませんが、高値になりすぎたら一部を売り、安値になりすぎてきたら一部を買い戻すというスタイルでいきます。)
※実はこのサンライフを買い付けて保有するのにかなり勇気が入りました。それはある時期をきっかけに動きが作為的になってきたからです。次のチャートを見てください。
おかしなチャートになってるように感じませんか?
自分の購入時もなんだかおかしな感じはしていたんです。本来株価は波打ちながら上昇していくものなのに、階段のように一段一段上昇しています。(日チャートを見るとはっきりしてます→こちら)
「なんでだろうなぁ?」と思ってたら、あるサイトを訪れたときに原因がわかりました。どうやらバリュー投資家で有名な方が購入していて、それをHPに載せていたようです。(確認したのは二人です。)
成功している人の投資哲学や考え方を吸収するのはいいことです。自分の成長につながります。でも銘柄まで同じやつを吸収するのはやめましょう。それでは成長できません。
彼らがいなくなったときにすべてが終ってしまいます。。
自分で銘柄を探し出す過程に楽しみがあり、そこに成長が存在します。
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