【平均回帰を利用】(2006/02/06up)
『私が投資で勝負する理由は、この世界が平均回帰の法則で成り立っているからです。』
「何をいきなり難しいことをいいだすんだ!!」
そう思うかもしれませんね^^;
まずは平均回帰に関しての説明から始めます。
まずはウィキペディアに聞いてみました。
Q、平均回帰とはなんなんですか?
「平均回帰とは、2つの関係のある変数を測定したとき、2番目の変数の期待値が1番目の変数の測定値よりも全体の平均値に近づく現象。
」
???
ややこしいのでわかりやすく例で示します。
『平均回帰しているグラフ』を見せるのが一番でしょう。
平均回帰しているグラフはずばり、これです。
→平均回帰のグラフ
どうですか?
上がりすぎては平均へ、下がりすぎては平均へと回帰してますよね。
実は株価の推移というのは平均回帰をしながら動いているんです。本当の価値へ何度も何度も修正されます。
平均回帰の法則はこの宇宙のなかだったら、どこででも発生します。
宇宙がどうやってできたのかはまだはっきりと解明されてませんが、どうやらそこに平均回帰の法則のヒントが隠されてるみたいです。
いまの有力説では「宇宙誕生は小さな波(ゆらぎ)からはじまった。」と言われています。科学者ではないので私には理解不能ですが、モーツアルトで有名なf分の1ゆらぎというやつらしいです。(モーツアルトの曲が素晴らしいのは、彼の曲はリズムがf分の1ゆらぎでできあがっているからだとか。)
株価の推移も人間(自然の産物)が操作しているということから、このf分の1ゆらぎと関係してるかもしれませんね。
なんだかよくわからないコラムになってしまいました^^;
【このコラムの結論】
自分の投資法はいつもこの平均回帰を考慮して買い付けてます。
自分の考える安全域とは『平均回帰ありきの安全域』であり、グレアムの説く安全域とはちょっとだけ意味が違います。(おおまかには一緒ですけどね^^)
自分の長期投資の哲学の核はずばり「平均回帰」にあります!!
この平均回帰の法則がなかったら、私はたぶん株式投資をしていません。(偉大な投資家さん達もたぶんしてないでしょう。)
『下がったものはいずれ上がる』『上がったものはいずれ下がる』
この言葉は考えてみると世の常ですね。
※澤上ファンドの澤上篤人さんが、たまに雑誌なんかで「もし株価が下がったなら、何も考えずに優良な株を買えばいい!」なんて乱暴なことを書いてますが、たぶん平均回帰を根拠にいってるんだと思います。それだけいまの日本株は長期的にみると有望だということだと思います^^
(高値圏にあったら、彼がこんなこと言うはずないですからね。)
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